<キャリア制 5年間の歩み>
- 1年目、憧れの営業に!
- 終業後は書道教室の手伝い
- 社内イベントで書のパフォーマンスも
- 4年目、初めての人事異動で商品企画を担当
- 2022年、初個展での力作
- キャリア制社員を選んだ理由は?
- 教員採用試験に受かることができず進路が決まらなかった4回生の秋。このまま教師を目指すべきかどうか悩んでいました。そんな時、5年間働きながら自分のキャリアについて考えられる制度があると聞いて興味を持ちました。働きながらもう一度、自分の好きなことや将来やりたいことについてしっかりと向き合い、今まで好きだった書道の道を究めたいと思いキャリア制社員を志望しました。
- キャリア制社員で5年過ごしたからこそ得られたことは?
- いくつかの部署を経験することで、会社全体を見ながら仕事ができるようになったと感じています。目の前の作業だけでなく、先のスケジュール、他部署のことを考えながら仕事に取り組もうという視点を身に付けられました。そして、社会の仕組みもよくわかるようになりました。私は、営業と購買で、製品を売る側と買う側という両方の立場を経験できたので、お互いの立場や製品が流通していく仕組みが理解できたと思います。
- 現在の仕事と、今思うこと
- キャリア制社員修了後は、すぐに広告代理店に転職しました。やはり私には人とコミュニケーションを取りながらする仕事が向いていると思ったからです。比較的自由度の高い職場なので、自分で練った企画を取引先へ提案し、喜んでもらうことにやりがいを感じています。働くフィールドが変わり、新しい価値観やルールなどに戸惑うこともありましたが、物怖じせずに先輩に聞いたり、失敗を恐れずに挑戦できたりしているのは、タマノイ酢での経験があったからだと感じています。
- 書道家としての活動は?
- 現在も、大好きな書道の活動を続けています。これまでは、自分の書道の実力を上げたり、子供たちへ指導したりすることをメインに活動していましたが、今は書道家として、沢山の人に自分の書いた作品を届けたいと思い、活動の幅を広げています。
先日は初めて個展を開き、3日間で134名もの方々が来てくれました。大阪での開催ではありましたが、国内は東京、福岡、沖縄、遠くはカリフォルニアから駆けつけてくれるファンもいました。書く文字だけでなく、和紙や墨、額縁などにもこだわり、愛情込めて作った作品をまじまじと見てくださったり、ご購入いただけるのを見ると、本当に嬉しい気持ちになりました。個展を開く過程で出会った沢山の方々とつながりができたのも、財産の一つです。タマノイ酢の方もたくさん来てくれて嬉しかったな。
- これからキャリア制社員を目指す就活生にメッセージ
- タマノイ酢は、支えてくれる人たち、前向きに頑張る人たちが多い素敵な環境だと思います。5年間過ごすことで確実に力がつきます。なんとなく働くよりも、学び取ってやるぞ!という気持ちで頑張ってもらえたら、きっとかけがえのない5年間を過ごすことができると思います。応援しています!