- 仕事内容を教えてください
- 私は2022年4月からセレッソ大阪スポーツクラブへ出向していて、管理栄養士として地域住民の方々に向けた栄養指導を行っています。例えば、セレッソ大阪サッカースクールの生徒や保護者への栄養講習会、堺・東大阪にある小学校への巡回指導などを行っています。毎回どんな話にしたら興味を持って聞いてくれるかをイメージしながらプレゼンの内容を考えています。
イベントに参加してくれた子供たちの楽しそうな様子を見た時や、保護者の方からアンケートで「悩みが解消されました!」などの感想を頂けた時など、誰かに喜んで貰えた時にとてもやりがいを感じます。
- 大変なことは何ですか?
- 出向する前は、社長室という部署でチームとして働くことが中心となっていたのに対し、今の職場では管理栄養士は私1人しかいないため、周囲の人をどのように巻き込んで仕事を進めていくかというところが大変だと感じています。またスポーツや育児についての知識もまだまだ足りないことがあるため、実際に育児をしている職場の人やコーチに直接お話を聞いて参考にするようにしています。
- 学生時代のエピソードを教えてください
- アメリカンフットボール部のマネージャーをしていました。役割としては、選手のために環境を整えることだけでなく、ゲームの分析や、全員で1つのチームとしてゲームに臨むことを大切にしていました。大変なこともあり、マネージャーという立場から選手への意見が通りづらく、どうすれば対等な関係を作れるか、というところに苦労しました。しかし、その分ゲームに勝つことができると自分のことのように嬉しかったです。
- 今後の目標を教えてください
- 子供たちに食事の大切さをもっと知って欲しいです。しかし、スポーツを頑張っている子供たちは日々のトレーニングばかりを重要視していて、栄養に興味を持って取り組んでくれないことが課題だと感じています。そのため、最近では栄養検定というものを作成し、サッカー上級者のコースにいる子供たちに必須で受けてもらうことで、まずは「上手い子たちが栄養の勉強をしているんだ」と知って興味を持ってもらうような取り組みを行っています。
また、タマノイ酢の人たちが頑張っていると私も励まされるので、逆にこれからは、私の頑張りがタマノイ酢の人たちの励みになれるように頑張りたいとも思っています。