- 田崎真也×中尾彬
- 第一回目のゲストは俳優、中尾彬さん。
芸能界きっての美食家で知られる中尾さんの思い出の味から、こだわる男の意外な一面が見えてきます。
- ~古き良き美味の記憶~
- 料理上手で知られる妻の志乃さんのお手製コールスロー。実はその味のルーツは老舗洋食店「たいめいけん」にありました。志乃さんの父である、落語家・金原亭馬生さんが「たいめいけん」のオーナーから教わった調理方法を受け継いでいたのです。古き良きもの大切にした手間を惜しまない絶品に物語が隠されていました。
-
きゃべつ …… 1/2個(ざくぎり) たまねぎ …… 1/2個(うす切り) にんじん …… 1/2本(せんぎり) 塩 …… 小2 酢 …… 80ml 砂糖 …… 小2 オリーブ
オイル…… 大2 -
(1) 切った野菜に塩をふり、混ぜ、しばらく置き、水分が出ていたら絞る。 (2) 酢、砂糖、オリーブオイルを入れ混ぜる。 (3) 重しをして冷蔵庫で2~3時間冷やす。
- クミンシードを適量かける。
-
5月1日(火)放送 ゲスト:中尾彬さんの思い出の料理で紹介した、志乃さんお手製コールスロー。そのルーツとなったコールスローは『たいめいけん』さんで実際に味わうことが出来ます。
- 店舗名
- たいめいけん
- 住所
- 東京都中央区日本橋1-12-10
- 電話番号
- 03-3271-2465
- ~鍋は会話の源~
- 「料理とは『材料』を『理解』する」とうこと、それが中尾さんの食に対する哲学。中でも鍋料理には夫婦円満の秘けつが隠されていたのです…。旬の食材やこだわりの産地など、鍋を囲めば自然と会話も弾む。食を楽しむことが人生を豊かにするキーワードなのです。
-
カジキ …… 300g(一口大に切る) 長ねぎ …… 1本(3~4㎝のぶつぎり) かつおだし …… 800ml 日本酒 …… 大2 みりん …… 80ml しょうゆ …… 80ml 黒七味
唐辛子…… 少々 -
(1) 鍋にかつおだしをあたため、日本酒、みりん、しょうゆで味をととのえる。 (2) 長ねぎ、かじきまぐろを入れて煮る。 (3) お好みで黒七味唐辛子をかける。
- ピンクペッパーを適量あしらう。
- ~夫婦の食卓と妻への感謝~
- 池波志乃さんとは今年で結婚35年目。実は新婚当時から今も続く朝食の一品があるとか。それが、「みそ豆」。置いている店も少ない中尾さんの好物を、新婚当時に志乃さんが食卓に並べた時には驚いたそうです。おしどり夫妻の食卓に二人の絆が見えてきます。
-
大豆 …… 150g(一晩水に浸し戻しておく) しょうゆ …… 大3 ねぎ …… 4~5㎝(みじん切りにし、水にさらす) 和がらし …… 適量(水で溶いておく) 青のり …… 適量 -
(1) 大豆は柔らかくなりすぎない程度にゆでる。
※この時に煮汁は残しておく。(2) ボウルに入れ、しょうゆ、和がらしで味をつける。 (3) いただく時に きざみねぎ、青のりをあしらう。
※すぐに食べるのもよし、漬けこんだものを食べるのもよし。
※時間がたって、大豆にしょうゆがしみ込みすぎた場合、煮汁を加えて調整する。
- 黒酢大6、砂糖大2を鍋に入れ火をつけ、弱火で1/5量になるまで煮詰めたものを適量かける。
- ~故郷おふくろの味~
- 千葉県木更津出身の中尾さん。江戸前の高級魚は築地に流通するのに対して、残されたアジを上手に食べる地元ならではの調理方法があったのです。
芸術活動に打ち込んでいた学生時代に支えてくれたお母さんの味。
感動の絶品料理を紹介します。
-
アジ …… 4尾(小ぶりのもの三枚におろし中骨を取り皮をひく) しょうゆ …… 大2 水 …… 大2 しょうが …… 適量(すりおろす) 大葉 …… 4枚(せんぎりにする) -
(1) 鯵は3等分のそぎ切りにしボウルに入れ、しょうゆ、水、おろししょうが、大葉を入れ、軽く和える。 (2) ラップをし、冷蔵庫で、2~3時間冷やす。
- 黒オリーブの輪切りと、オリーブオイルを合わせたものをかける。