- 田崎真也×安倍晋三
- 今回のゲストは衆議院議員・安倍晋三さん。政治家一家に生まれ育ち、総理大臣にまで登り詰めた安倍さんの、思い出の味に隠された貴重なエピソードをご紹介します。家族の食卓に妻の愛情料理…。“人生のひと品”に知られざる安倍晋三さんの意外な横顔が見えてきます。
- ~妻の愛情料理~
- 52歳の時に潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)を患い、厳しい食事制限を余儀なくされた安倍さん。退院後、はじめて食べたのが、妻の昭恵(あきえ)さんが焼いてくれた牛タンでした。テレビで初めて語る夫婦の物語から、お二人の絆が見えてきます。
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蒸した牛タンの
スライス…… 適量 塩 …… 少々 黒胡椒 …… 少々 サラダ油 …… 少々 -
(1) 牛タンに塩、黒胡椒をする (2) フライパンにサラダ油を塗り熱し、牛タンを焼く
- すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノとマスタードを同量混ぜ合わせたものを、つけていただきます。
- ~優しさに包まれた母の味~
- 食卓によくあがっていたロールキャベツは、安倍さんの母、洋子(ようこ)さんの得意料理。多忙な父に代わり、厳しくそして優しく安倍さんを見守ってきた、母の温もりのこもったひと品。かけがえのない何かを思い出させてくれます。
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※ロールキャベツ(4個分)
キャベツ …… 8枚 合挽き肉 …… 200g 玉ねぎ …… 1/2個(みじんぎり) サラダ油 …… 大1/2 塩 …… 小1/3 胡椒 …… 少々 ナツメグ …… 少々 コンソメスープ …… 500ml 塩 …… 適量 -
(1) キャベツの芯をくりぬき湯につけ、1枚づつはがし芯の部分をそぎとる (2) フライパンにサラダ油を熱し玉ねぎを炒め、合挽き肉の半量を加え炒め、冷ましておく。
残りの合挽き肉を加えてよく混ぜ合わせ、塩・胡椒・ナツメグを加えさらに混ぜたら4等分にする。(3) (1)のキャベツを2枚重ねにし、(2)の肉だねをのせて巻き、鍋に入れる。そこにコンソメスープを加え、キャベツが柔らかくなるまで煮て、塩で味を調える。
- サワークリームと生クリームを同量混ぜ合わせたものをつけていただきます。
- ~安倍少年の大好物~
- 安倍さんの小学生の頃からの大好物、「プリン」。小学校の家庭科実習で作ったプリンの美味しさに魅せられ、家でも毎日のように作り、家族に振る舞っていたそうです。
素朴なプリンと共に、少年時代の温かな記憶がよみがえります。
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※プリン(大2個分)
全卵 …… 2個 卵黄 …… 2個 牛乳 …… 400ml グラニュー糖 …… 80g バニラオイル …… 4~5滴
【カラメルソース】グラニュー糖 …… 30g 水 …… 15ml 湯 …… 25ml -
(1) 牛乳をひとはだの温度に温め、グラニュー糖を加えて溶かす。 (2) ボウルに全卵と卵黄を溶きほぐし、(1)とバニラオイルを混ぜて濾す。 (3) 鍋にグラニュー糖・砂糖を入れ火にかけ、茶色に色づいたら湯を加えカラメルソースを作る。 (4) 耐熱容器に(2)と(3)を注ぎ、蒸し器で蒸す。 (5) 冷やして、皿に返す。
- 冷やしたエスプレッソコーヒーをかけていただきます。
- ~安倍家の朝食~
- 幼い頃、父、安倍晋太郎が帰宅するのは月に1回程度。政治家として多忙な毎日を送る父が帰ってきた朝、必ず食卓に並んだのが、父の好物である「アジの開き」でした。
その味わいと共に、幼き日の家族だんらんと安倍少年の目に映っていた父の姿が浮かんできます。
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※マヨネーズの作り方
卵黄 …… 2個 塩 …… 小1/3 白胡椒 …… 少々 酢 …… 大1 エクストラバージン
オリーブオイル…… 150ml -
(1) ボウルに卵黄、塩、白胡椒、酢を混ぜ、エクストラバージンオリーブオイルを少しづつ加え、かくはんする
- マヨネーズをつけていただきます。エクストラヴァージンオリーブオイルを使ったマヨネーズにより、ワインのまろやかさを向上させます。