- 田崎真也×森島寛晃
- 今回のゲストは…元サッカー日本代表・森島寛晃さん。
サッカー一筋の森島さんの人生に秘められた思い出の一品を紹介します。プロスポーツ選手にとって食べ物は体作りの源。日本代表の海外遠征に必ず持って行ったご飯のお供。サッカー漬けの日々を過ごした高校時代の思い出の味。体調を崩した時に妻が作ってくれた一品。大人になって出会った人生最高の大好物。
サッカーに生きる森島さんが選ぶ“人生のひと皿”に、知られざる素顔が見えてきます。
- ~大好物も一筋 セレッソも一筋~
- プロサッカー選手になり初めて箱ウニを食べて以来、“ウニ”一筋という森島さん。寿司屋に行けば、ウニに始まりウニに終わるほどの大好物。そして、食も一筋ならば、チームも一筋。セレッソ大阪に入団以来、引退した今もチームアンバサダーとして積極的に広報活動に取り組んでいます。すべてにおいて一途な森島さんのサッカー人生を振り返ります。
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箱ウニ …… 適量 わさび …… 適量 醤油 …… 適量 海苔 …… 適量
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(1) のりに巻き、わさび醤油につけていただく。
- 溶き卵を湯せんにかけ、生クリーム、溶かしバターを加えスクランブルエッグを作る。ココットにアメリケーヌソース、スクランブルエッグ、うにを3層に重ねる。
- ~スランプを支えた妻との絆~
- Jリーガー時代、森島さんの体調管理を支えていたのは妻・友香(ともこ)さんの手料理でした。中でも“ボンゴレビアンコ”は試合前に必ず食べていた勝負飯。食欲の落ちる夏にもしっかり栄養を摂れたそうです。また、食事面のみならず、愛妻の言葉がプロ選手としてのメンタル面を支えていました。夫婦をつなぐ思い出の手料理に内助の功が見えてきます。
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あさり(殻付き) …… 400g パスタ …… 160g にんにく …… 1片 塩 …… 少々 オリーブ油 …… 大さじ2 白ワイン …… 50ml~ イタリアンパセリ …… 適量
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(1) フライパンにオリーブ油とにんにく(みじんぎり)を入れ香りをだし、あさりとイタリアンパセリ(みじんぎり)、白ワインを加え蓋をして蒸す。 (2) 茹でたパスタを入れ絡める。 (3) 塩で味を調える。
- パスタを入れるまで作り方は同じで、顆粒ビーフコンソメ(大1/2)、生クリーム(大2)、お湯50mlを加える。
- ~サッカー漬けの高校時代~
- 森島さん曰く「人生で一番サッカーの練習をしたのは高校時代」。サッカーの名門校で、朝から晩まで練習に明け暮れました。夜中、空腹を満たそうとひとりで食べていたのが“焼き鳥の缶詰”を乗せたご飯。高校の3年間は、あと一歩のところで全国大会を逃し、「あと一つ」が勝てないというジンクスがJリーグ時代にも続くのでした…。
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焼き鳥(缶詰) …… 適量 ごはん …… 適量 マヨネーズ …… 適量
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(1) ごはんに焼きとり(缶詰)、マヨネーズを乗せ混ぜて食べる。
- 赤ワインを煮詰め、焼きとりを入れ絡めバターを加える。
- ~日本代表の海外遠征~
- 日本代表として海外遠征に行った時、よく食べたのが “なめたけご飯”。トルシエ監督の方針で日本から専属コックが帯同しなくなったため、遠征先の食卓には常になめたけが上ったそうです。環境の厳しいアウェーの地で日本のプライドをかけて戦ってきた日本代表の知られざる食卓が語られます。
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なめたけ …… 適量 ごはん …… 適量 味付け海苔 …… 適量
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(1) ごはんに瓶詰のなめたけを混ぜ、味付けのりに巻いて食べる。
- バター(有塩)とにんにく(すりおろす)とイタリアンパセリ(みじんぎり)を混ぜ合わせホイルに包み棒状にして冷やし固めエスカルゴバターを作る。ブラウンえのきのいしづきを切り、ほぐしておく。フライパンを熱しエスカルゴバターを適量入れブラウンえのきを炒める。